コロナウイルスに打ち勝つために ペットについて
まだまだ収束に向かわないコロナ感染症ですが、最近の問題は人同士ではなくてペットとの関係でしょうか。
海外の報告では人から犬や猫に感染事例が出ました。
ただし、動物側から人への感染事例は出ていません。
厚生労働省が15日に公表した「動物を飼育する方向けQ&A」によりますと、ペットとの過度な接触を控え、接触後は手洗いなどを行い、特にペットの体調が悪い場合は不必要な接触を避けるよう求めています。
ただ飼い主さんは移されることより大切なペットに移したくないと思うのが率直な気持ちだと思います。
日経新聞に万一飼い主が感染した場合、ペットとどう接すればいいのかについて記事が載っていました。それによりますと東京都獣医師会は自宅療養中の部屋にペットを出入りさせず、ペットの体表に付着したウイルスがほかの人の感染源にならないようにシャンプーをすることを勧める。自宅療養ができない場合は「家族など他の人に世話を頼んで」と呼びかける。とのことだそうです。
ペットを預かってくれるところも多々あるようです。近くのペットショップや獣医師さんに問い合わせて準備しておくのもいいかもしれません。
私は、ここで大切なことはプラスチックや陶器などペットのみが使う硬い備品(食器、トイレ、ケージ)等舐めたり触ったりするもののこまめな消毒が重要だと思います。ただ、直接舐めるところをアルコールや次亜塩素酸ナトリウム(ハイター)で消毒するのは少々心配ですね。匂いもきついですし。そういう場合おすすめなのは亜塩素酸水か次亜塩素酸水です。クリニックでも使っていますがこれは口に入っても大丈夫なようです。匂いもきつくないです。
あるいは食器等は代替品をもう1セット用意して交換するのもいいかなと思います。
散歩は人にとってもいい気分転換になるのでお互いにとっていいかもしれませんね。昨日海沿いをジョギングしましたけど、たくさんの散歩の人がのどかな雰囲気で犬を連れて散歩してました。
猫もあのまったりした感じを眺めるだけでも癒されますよね。でも近づいて欲しい時に近づかず、近づいて欲しくない時にすり寄ってくるのが猫なのでこれが困りますね。ま、その場合はあまり激しいハグをせずナデナデした後に手洗いをしっかりすれば大丈夫でしょう。
追記:ペット保険を手掛けるアニコムホールディングスが4月、新型コロナに感染した人のペットを無償で預かる取り組みを始めた