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アメリカの有名な医療機関であるマサチューセッツジェネラル病院とハーバード大学の共同研究で１型糖尿病の予防にBCG接種が効果あるかもしれないとの報告が出ました。

きっかけは膀胱癌のBCG膀胱内注入療法をしている患者さんで注入療法実施後に血糖値コントロール指標であるHbA1cが有意に低下していたところから指摘されたそうです。

また、新生児BCG接種を義務化している国では１型糖尿病の発症率がこれも有意に低かったそうです。

これらはあくまでも観察研究なのですが、BCG接種によって１型糖尿病発症予防に効果があるのではないかととても興味深い報告です。

ただし、２型糖尿病予防には効果はみられないようなのでそこのところは注意が必要ですね。

日本はBCG接種義務化されているのでコロナ感染症が欧米よりもやや軽いということも含めて良い習慣かもしれません。

それでも発症している方もいるので万能ではないですが。