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高齢発症関節リウマチの特徴
これまで関節リウマチは中年女性に多く見られるとされてきました。しかし近年、65歳以上の高齢で発症する関節リウマチの頻度が高くなってきています。
高齢発症関節リウマチの特徴は男女差が少ないこと、若年では徐々に病気が進行するのに対して急激に症状が現れて進行すること、若年では手や足の小関節に症状が出やすいのに対して肩や股関節などの大関節が影響を受けやすいこと、若年に比べて高齢発症では発熱や体重減少、倦怠感など全身症状が多いこと、リウマチ因子や抗CCP抗体といった血液検査が陰性であることが多く診断しづらいことなどが特徴です。
適切な対応を心がける必要があります。
高齢でも関節痛などの症状でお困りであれば医療機関で相談することが大切です。