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高血圧ガイドラインと高血圧受診勧奨の違い
最近外来で勘違いの質問が増えています。
それは特定健診における高血圧受診勧奨判定値についての勘違いです。
特定健診における高血圧受診勧奨では上の血圧160以上、下の血圧100以上で医療機関に受診すれば良いとされているため、治療もそのレベルまでは必要ないと勘違いしている方がいることです。さらにすでに治療している方でも160/100を下回っているからもう治療やめてもいいですよね。と聞いてくる方もいます。
そんなことは全く正しくありませんし危険です。あくまでも高血圧ガイドラインに基づいて、正常血圧は上が130未満、下の血圧が80未満が正常値です。これを超えたら何らかの対応が必要です。
このことはとても大切なのでじっくりとお話をさせて頂いて高血圧リスクを低減していきたいと考えます。