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リウマチ性多発筋痛症とは
リウマチ性多発筋痛症という病名を聞かれたことはありますでしょうか?
いわゆる関節リウマチとは似て非なるものです。
50歳以上の方に良く見られる原因不明の炎症性疾患で、肩、首、腰、大腿部などに痛みはこわばりを感じる病気です。関節痛というよりは筋肉の痛みの方が特徴になります。関節のこわばり症状が出ることもあるため関節リウマチと勘違いすることも多く見受けられます。関節リウマチのような検査結果を伴わないことや症状から鑑別はそれほど難しくないです。
リウマチ性多発筋痛症はステロイド内服が劇的に効きます。体のあちこちが痛くて原因がよく分からないような方がいたらリウマチ学会専門医の受診をオススメします。
